この記事では、このようなお悩みにお答えしていきます。
退職代行を使って後悔するかどうかは、ぶっちゃけ人によります
退職代行を使って後悔する理由5つ
退職代行を使って後悔している人の声を紹介
退職代行を使わず後悔している人の声を紹介
退職代行を使って後悔しなかった人の声を紹介
退職代行を使っても後悔しないためには?退職代行の選び方のポイント5つ
まとめ
退職代行は、退職で悩む人にとって便利なサービスです。
退職を考える理由や状況は人それぞれ違いますが、できるなら使って後悔したくないですよね。
この記事を読むことで、退職代行を使うべきか判断することができ、退職代行を使って後悔する不安が少なくなります。
退職代行を使って後悔するかどうかは、ぶっちゃけ人によります
結論から言うと、退職代行を使って後悔するかどうかは、ぶっちゃけ人によります。
理由は、職場環境や人間関係、価値観が人によって違うからです。
僕の場合は、時間外労働や休日出勤で疲弊しまくっていたので、退職代行を使って正解でした。
唯一、僕が退職代行を使って後悔していることを挙げるとしたら「仲の良かった同僚に退職のあいさつを直接できなかったこと」です。
突然の退職で迷惑をかけてしまったので、退職から半年くらい経ったタイミングで連絡して謝罪しました。
僕が退職代行を使った経緯を理解してもらえましたし、いまも情報交換する関係が続いています。
自分で退職の意思を伝えられることに越したことはありませんが、いざという時のために【退職代行は自分を守る方法の1つ】と覚えておきましょう。
次の項目では、退職代行を使って後悔する5つの理由を解説します。
退職代行を使って後悔する5つの理由
退職代行を使って後悔する理由は、下記の5つです。
①世間に「退職代行を使うのはありえない」という声がある
②自分で退職の意思を伝えられなかったことに罪悪感を感じる
③意外と費用がかかる
④悪質な退職代行に依頼してしまった
⑤会社から損害賠償を請求されるなどのトラブルになった
それぞれ解説していきます。
①世間に「退職代行を使うのはありえない」という声がある
世の中には、「退職代行を使うのはありえない」と考える人が一定数います。
こうした考えは、退職代行を使わずに苦労した人や退職代行を使われた側の人に多いです。
もし「退職代行を使うのはありえない」という意見を見聞きしたり、実際に言われたとしても気にする必要はありません。
「いろんな考え方がある」「自分とは違う考え方なんだ」と割り切りましょう。
【退職代行を使うのはありえない?】についてはこちらの記事で詳しく解説しています。
②自分で退職の意思を伝えられなかったことに罪悪感を感じる
退職代行を使う人の中には、自分で退職の意思を伝えられなかったことに罪悪感を感じる人もいます。
お世話になった職場の先輩や同僚に、直接退職のあいさつができないからです。
しかし、退職代行を使って退職するのは、決して悪いことではありません。
大切なのは、「退職の意思を会社に伝えること」です。
退職の仕方が退職代行になるだけで、退職代行を使うことに罪悪感を感じる必要はないと言えるでしょう。
③意外と費用がかかる
退職代行の料金相場は、約3〜5万円です。
決して安い料金ではありません。
中には、依頼後に追加料金がかかるケースもあるため、最終的にはさらに費用がかかることもあります。
多くの退職代行は先払い制を採用しているので、料金を支払ってから退職の手続きを進めていく点にも注意が必要です。
退職代行を依頼する前に、料金の総額を確認しておくといいでしょう。
④悪質な退職代行に依頼してしまった
退職代行の中には、悪質な業者も存在します。
具体的には、料金を支払った後に連絡が取れなくなったり、退職手続き後に法外な手数料を請求されたりするケースです。
名前が知られていないような退職代行に依頼すると、トラブルも起きやすくなります。
スムーズに退職できないだけでなく、余計な労力とお金がかかってしまうことにもなりかねません。
あらかじめ料金や受けられるサービス内容を確認した上で、自分に合った退職代行を選びましょう。
⑤退職代行を使うデメリットを理解していなかった
退職代行の最大のメリットは、「自分で退職の申し出をしなくていい」ことです。
しかし、これは裏を返すとデメリットにもなります。
退職のあいさつもなく突然辞めることになるので、退職代行に理解がない会社の上司が自宅まで来てしまったり、会社から損害賠償を請求されたりするケースも。
退職代行を使う前に、退職代行のメリットとデメリットについて理解しておきましょう。
【退職代行のメリットとデメリット】についてはこちらの記事で詳しく解説しています。
退職代行を使って後悔している人の声を紹介
先々週くらいに、出勤直前に、退職代行業者に頼み仕事を辞めた。
なぜなら、その日の仕事はまだ曖昧にしか覚えてないことを任され、失敗するのが怖くて逃げたのである。
辞めた時は環境のせいにして自分を正当化してたが、今は少しだけ後悔している。— りぼーん (@bqtayKofydlIlQK) April 6, 2021
環境を理由にしてでも正当化しないと、自分を保っていられないですよね。そうさせた会社や上司にも原因があります。自分ひとりで背負う必要はありません。
パワハラで辞めたくて退職代行使ったけど、
・狭い業界だったから転職活動に響いた
・休職など他に選択肢があったかも
・職場のことは大嫌いだったが、罪悪感がいまもあると少し後悔している
でも、うつ病が重症化してたかもしれないし、
昔の行動してくれた自分には感謝している。#退職代行— ちょい鬱リーマン (@tyoiuturi_man) May 17, 2021
業界によっては、転職先とつながりがあって気まずい思いをするケースもあります。それでも、まずは自分を守るのが最優先です。
正直、離婚した事よりも本命でせっかく入った会社を早々に退職代行で辞めた事が、人生最大の後悔かも‥。
今でも夢に見るくらい後悔してる。
辞めること以外に何か手段はなかったんだろうか。— 佐疫 (@bhRGieZLHp3hRQE) April 28, 2022
「辞める以外に何か手段がなかったのか」、悩みますよね。僕も「全部間違っていたような気もするし、退職代行を使うしかなかったような気もする」と考えていました。
退職代行を使わず後悔している人の声を紹介
こじれそうなら退職代行に5万払う手はある
俺はこうすれば良かったと心から後悔している— やんま (@yanma_koyanma) June 3, 2022
トラブルなく退職できるなら、「安心をお金で買う」と考えることもできますよね。
退職代行、使えばよかったと思ったりなど。ケチケチしてしまったのを後悔している。
— Aruahchia (@tnwc4npsg2) January 6, 2022
退職にお金を払うかどうかは、人によってどこに価値を置くかで変わりますよね。
はじめまして!
私も休職中に
何度も連絡をされて遠回しに退職を迫られ辛かったです。さっさと退職代行を依頼すれば良かったと後悔しているので
くれぐれもご自分を責めないで下さいね。。。🥺— りずかえる (@riz_design) February 29, 2020
休職中に何度も連絡されるのは、「はやく辞めろ」と言われているような気がして、つらいですよね。
退職代行を使って後悔しなかった人の声を紹介
4年前退職代行使って仕事辞めた私へ
なんとか生きてるよ。
今はよく眠れるし、会社のことなんて思い出さなくなった。
感情も取り戻せて、アニメ見て泣けるし、テレビ見て笑えるようになった。
義務的になって疲れるだけだったヲタ活も適度に楽しめてる。
恋愛はできなそうだけど後悔はない。— はるか 🟣kANAMI🟣 (@fFbmya) December 20, 2022
本当につらいと笑えなくなりますから、好きなことや趣味を楽しめるようになったのなら何よりですよね。
2週間で退職代行使って飛んだ病院ですが、課題の量がとんでもなくて辞めたことは一切後悔してない
— まっちゃ (@nanohana_373) August 25, 2022
「なんだか違う」という違和感は8〜9割当たっています。自分の感覚を信じましょう。
まじで会社の人と顔を合わさず、
一言も交わさず辞めたいなら退職代行使っていいと思う。ワイも退職代行使ったけど、即日退職できたし全く後悔してない。— ぺぺろん21卒 2社目🐬 (@pepe_roooon21) December 22, 2021
上司や同僚に直接会わずに退職できるのは、退職代行のメリットの1つですよね。
無事書類が会社に届いたみたい。
後は制服を送るだけ。退職代行使っても後悔してない。
みなさんありがとうございました。— ヒトカゲ (@8sMrP9SuKxU240Z) May 27, 2020
貸与品の郵送は自分でやる必要があります。どんなに嫌な思いをしたとしても、終わりよければすべてよしです。できる範囲で誠実に対応しましょう。
退職代行を使っても後悔しないためには?退職代行の選び方のポイント5つ
退職代行を使っても後悔しないためには、どの退職代行を選ぶかが大切です。
退職代行の選び方のポイントは、下記の5つ。
①料金が安すぎる業者は避ける
②退職代行の成功率や実績件数、口コミを確認する
③自分に合ったサービス内容や対応範囲か確認する
④労働組合法人、弁護士が運営している退職代行を選ぶ
⑤対応が丁寧な退職代行を選ぶ
それぞれ解説していきます。
①料金が安すぎる退職代行は避ける
退職代行の料金相場は、約3〜5万円です。
料金の相場と比較して、安すぎる業者は避けましょう。
極端に料金が安いと、トラブルが起きた時に対応してくれなかったり、高額な追加料金を請求されたりするリスクが高いからです。
特に2万円以下の料金の退職代行は、注意が必要です。
退職代行を使う前に料金は2万円だと説明を受けたにもかかわらず、実際に使ってみたら10万円以上の追加料金を請求されたケースもあります。
料金を抑えたい気持ちはわかりますが、適正な料金で運営している退職代行を選びましょう。
②退職代行の成功率や実績件数、口コミを確認する
退職代行を選ぶうえで、成功率の高さや実績件数も大切なポイントです。
たとえば、退職代行の実績が少ない場合、ノウハウが整っていないのでトラブルになりやすいリスクがあるからです。
代行成功率や実績件数に加えて、実際に使った人の口コミも参考になります。
「料金を支払ったら、急に連絡がとれなくなった」、「担当者の態度が悪かった」など悪い評判の口コミが多い退職代行は、注意が必要です。
安心してスムーズに退職できることに越したことはありません。
成功率や実績件数、口コミを見て、よく吟味するようにしましょう。
③自分に合ったサービス内容や対応範囲か確認する
提供しているサービス内容や対応範囲を確認するのも、大切なポイントの1つです。
退職代行を使う前に、自分が受けたいサービスや要望を書き出しておくといいでしょう。
例)
・有給休暇を消化して退職したい
・退職金を支払ってほしい
・離職票や源泉徴収票をスムーズに送ってほしい
退職代行によっては、カウンセリングや転職支援サービスを提供しているところもあります。
つらい気持ちを聞いてもらいたかったり、退職後すぐに新しい環境で働きたいと考えていたりする人には嬉しいサービスです。
自分の状況に合わせて使えるサービスは使いましょう。
④労働組合法人、弁護士が運営している退職代行を選ぶ
退職代行の運営形態は、3つに分かれます。
①民間企業
②労働組合法人
③弁護士
それぞれ扱える内容が違うので、注意が必要です。
運営形態による違いについて、下記の表にまとめました。
民間企業 | 労働組合法人 | 弁護士 | |
即日退職 | ◯ | ◯ | ◯ |
退職意思の通達 | ◯ | ◯ | ◯ |
有給休暇取得の交渉 | ✖︎ | ◯ | ◯ |
金銭の請求、訴訟の対応 | ✖︎ | ✖︎ | ◯ |
料金相場 | 1〜3万円 | 2〜3万円 | 3〜5万円 |
よほど不安が大きくなければ、労働組合法人が運営する退職代行で十分です。
「退職の申し出をしたら、何をされるかわからない・・」、「高いお金を払ってでも安心して退職したい・・」と不安が大きい人には、弁護士が運営する退職代行をオススメします。
自分が置かれている状況と照らし合わせて、最適な退職代行を選びましょう。
⑤対応が丁寧な退職代行を選ぶ
対応の丁寧さや連絡の返信スピードなども、信頼できるかどうかを判断するために重要なポイントです。
多くの退職代行は、LINEで無料相談を受け付けています。
「ここは自分に合いそうだな」と思う退職代行をピックアップしたら、2〜3社に相談してみるのがオススメです。
相談したからといって、必ずその退職代行を使わなければいけないことはありません。
それぞれの相談時の対応や特徴を踏まえたうえで、自分に合った退職代行を選びましょう。
まとめ
この記事のポイントを下記にまとめました。
①退職代行を使って後悔するかどうかは、人それぞれ
②退職代行は自分を守る方法の1つ
③退職代行を使っても後悔しないためには業者選びが大切
人それぞれ置かれている状況は違いますが、僕は退職代行を使って良かったと思っています。
過剰な時間外勤務と休日出勤が当たり前になり、うつ病になりかけていたので、そのまま働き続けていたら間違いなく病気になっていたでしょう。
自分の健康を犠牲にしてまで働く価値のある仕事なんて存在しません。
確かに退職するのは勇気が必要ですし、とても怖いです。
でも、ほんの少しだけ勇気を出して、一歩を踏み出せば世界は変わります。
退職代行を味方につけて、自分らしい人生を取り戻しましょう!
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
ではまた!