退職代行

退職代行を使うのはありえない?使っても問題ない3つの理由を解説!

こんにちは、タバヤメディアです。

退職代行を使うのはありえないって聞くけど、使っても問題ないのかな?どんな人が退職代行を使うべきなのか知りたい・・

本記事では、このようなお悩みにお答えしていきます。

本記事の内容

・退職代行を使うのはありえないと考える人たちの声を紹介

・退職代行を使っても問題ない3つの理由

・こんな人は退職代行を使うべき

・まとめ

退職代行を使うのはありえないと考える人たちの声を紹介

①自分で退職の申し出をしないのは無責任だから

 


退職代行を使うと、自分で退職の申し出をする必要がありません。

退職代行を使う側にとっては大きなメリットですが、使われる側(上司や会社)にとっては「自分で言わないなんて無責任だ」と考える人も一定数いるのも事実。

退職代行を使う人は、働く環境がブラックだったり、精神的に追い詰められたりしているケースが多いです。

僕も時間外勤務や休日出勤が当たり前になり、いつの間にか思考停止していました。

また、退職の申し出をすると上層部にパワハラを受ける環境だったので、自分で申し出るのは難しかったです。

人それぞれの状況による事情もあるため、決して無責任ではないと言えるでしょう。

②急に辞めるのは会社に迷惑をかけるから

 

退職代行を使うと、ほとんどのケースは即日退職です。そのため、「急に退職されると迷惑だ」と感じる人もいます。

自分が担当していた分の仕事も振り分けなければいけないので、同僚の負担も大きくなるでしょう。

しかし、自分自身も会社に迷惑をかけられています。

僕が体験した例を以下にまとめました。

・激務で疲れが取れず、体調不良が続く

・会社に行こうとすると、吐き気や涙が止まらない

・希望休だったにも関わらず、無理やり出勤させられる。

退職代行を使わせるような会社の方が迷惑なので、辞める会社のことを考えて落ち込む必要はありません。

③退職のためにお金を払うのは無駄だから

 

「退職することにお金を払う意味がわからない」という声もあります。

退職代行を利用すると、お金がかかります。実際にかかる費用は、30000〜50000円程度で決して安くはありません。

しかし、お金を払うことで以下のようなメリットもあります。

・有給休暇の交渉

・未払いの残業代や退職金の交渉

「メリットをお金で買う」と考えると、無駄なお金ではないと言えるでしょう。

退職代行のメリット、デメリットは以下の記事で解説しています。

退職代行を使っても問題ない3つの理由

①退職は労働者の権利だから

 

退職は、民法627条で労働者の正当な権利として認められています。

期間の定めのない雇用の解約の申入れ)
第六百二十七条 当事者が雇用の期間を定めなかったときは、各当事者は、いつでも解約の申入れをすることができる。この場合において、雇用は、解約の申入れの日から二週間を経過することによって終了する。

従業員から退職の申し出があったら、会社は拒否できません。

就業規則で「退職の意思は◯ヶ月前に申し出ること」などと記載があったとしても、民法が優先されます。

退職を認めない会社の方が違法なので、退職代行を使うことを後ろめたく感じる必要はありません。

②退職代行を使われる会社側に問題があるから

 

会社側が労働者の権利を無視しているケースは、ブラック企業によくあります。

退職について下記のような傾向がある会社は注意すべきです。

・退職を切り出しにくい雰囲気がある

・退職の意思をまともに受け取ってもらえない

僕が働いていた会社も、退職の申し出をした従業員が上層部からパワハラを受けていました。環境の悪さが退職代行を使わせる要因になっていることもあります。

自分の職場がブラック企業だと感じたら、躊躇なく退職代行を使いましょう。

③心身の健康を犠牲にしてまで働く必要はないから

 

心身に負荷をかけ続けたまま働くと、適応障害やうつ病になるリスクが高くなります。もし心身を病んだとしても、会社はあなたの人生の責任をとってくれません。

特に精神的に追い込まれると、自分の好きなことにも興味がなくなったり、楽しめなくなったりします。

僕もうつ病になりかけましたが、自分を守る手段として退職代行を使いました。自分の人生を最優先に行動しましょう。

こんな人は退職代行を使うべき

①時間外労働や休日出勤が当たり前になっている

 

時間外労働や休日出勤を続けていると、疲れが取れなくなり、心身の健康を損ないます。

僕も働きすぎて、ある一定のラインを越えた時に「自分は何のために働いているんだろう・・」と自分を見失いました。こうした状態が続くと、つらい日々の繰り返しで毎日がつまらなくなります。

仕事のパフォーマンスを高めるためには、適度なリフレッシュも必要です。時間外労働や休日出勤が当たり前になっているなら、退職代行を使って辞めた方がいいでしょう。

②自分で退職を切り出せない

 

直属の上司に退職の申し出をしたら、会社側と必要な手続きを済ませるのが一般的な退職の流れです。

しかし、上司が高圧的な態度をするようなタイプだと退職を切り出すのに何よりエネルギーを使います。

退職代行を使えば、自分で退職の申し出をする必要がありません。退職までのハードルもグンと下がりますので、使わない手はないでしょう。

③会社が退職を認めてくれない

 

繰り返しになりますが、退職は労働者の正当な権利として民法627条で認められています。

(期間の定めのない雇用の解約の申入れ)
第六百二十七条 当事者が雇用の期間を定めなかったときは、各当事者は、いつでも解約の申入れをすることができる。この場合において、雇用は、解約の申入れの日から二週間を経過することによって終了する。

退職の申し出に対して、会社側がわざと受け取らなかったり、しつこく引き止めたりするのは違法です。

法律を守らないような職場で働き続ける必要はありません。会社側がまともに対応してくれないのなら、退職代行を使って強行突破もありです。

④パワハラやセクハラを受けている

 

ハラスメントが横行している職場で働き続けていると、精神的にも肉体的にも負担が大きく、毎日が苦痛になります。

法律の整備も進んではいますが、実際には理解のない職場もまだまだ多いのが現状です。そのため自分の力だけで防ぐのが難しく、常態化してしまうと手に負えません。

ハラスメントから身を守るための1番の解決策は、退職して環境を変えることです。

退職代行を使って劣悪な環境から抜け出しましょう。

⑤精神的につらく、体調不良になっている

 

すでに体調不良がある場合は、今すぐにでもその職場から離れるべきです。

適応障害やうつ病になってしまうと、取り返しがつかなくなる可能性があるからです。

僕も精神的につらくて吐き気がしたり、涙が出たりしていましたが、退職代行を使って即日退職したら少しずつ回復していきました。

我慢して働いていても、心や体は正直です。「体調がおかしい」と感じたら、早めに動き出しましょう。

まとめ

本記事のポイントを下記にまとめました。

本記事のポイント

①「退職代行はありえない」という声は気にしなくていい

②退職代行を使っても問題ない

③自分を守るために退職代行を使いましょう

​​退職代行で劣悪な環境を抜け出して、自分の人生を最優先しましょう。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

ではまた!